北陸技術情報交流テクノフェア2011

北陸から発信。日本を元気にする技術。


出展者情報

出展者一覧出展者技術者一覧

福井県立大学

【ブース番号:T-64】

区分:大学・高専

生物資源学部と海洋生物資源学部の研究内容を紹介します。

所在地〒910-1195 福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島4-1-1 TEL0776-61-6000 FAX0776-61-6011

生物資源学部、海洋生物資源学部の研究

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概要

生物資源学部と海洋生物資源学部の教員が取り組む研究を紹介します。

水産資源生物学研究室の研究紹介

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概要

福井県立大学・海洋生物資源学部・水産資源生物学研究室では、生態学・生理学・遺伝学・進化学・生物地球化学をベースにそれらの境界領域的アプローチから、水圏生態系における生物多様性や生物生産機構に関する教育研究を行っています。本展示では、「水圏生態系から増養殖や環境保全に役立つ生物機能と生態系機能を探索する」というテーマで研究内容を紹介します。

パン等用小麦新品種「福井県大3号」

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概要

福井県では、大麦は生産されているが、小麦はほとんど生産されていない。それは従来の小麦品種の収穫時期が遅く、品質が安定しないためである。県立大学では、基礎研究の知見を利用して、福井県での栽培に適したパン・中華めん用の早生優良新品種「福井県大3号」を育成した。「福井県大3号」は、国内産小麦としては卓越した製パン・製中華めん適性を示し、福井県での生産が普及すると、パン・中華めんの地産地消が実現する。

種子数増加遺伝子を利用した多収イネ育種

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概要

イネの収量性は、1粒当たりの米の重さ、1穂当たりの米の数、1個体当たりの穂の数の積で決定されます。私たちは、インド型イネ「ST−12」から、穂の枝分かれを促進するWFP遺伝子を見出しました。そして、このWFP遺伝子を交配により育種的に日本の標準的なイネ品種「日本晴」に導入したところ、1個体当たりの収量を50%増加する事ができました。このWFP遺伝子を用いてさらなる多収イネの育成を試みています。

福井県産農作物に関する研究成果と加工品

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概要

体内における活性酸素ラジカル類の過剰産生は、各種炎症性疾患を招きます。これまでに福井県産農作物に活性酸素類の産生抑制・消去作用を見出し、数種類の活性化合物の精製・構造決定に成功しています。この成果をもとに現在、新しい加工品の開発に取り組んでいます。これまでの成果および農作物の試作加工例をご紹介します。

有用タンパク質をバクテリアでつくる。

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概要

生物資源であるタンパク質には、健康や医療などの幅広い分野での貢献が期待されながら、純粋な形で抽出、精製することが困難である等の理由で実用化に至っていない物が存在する。私どもは調製が困難な有用タンパク質(神経成長因子など)のバクテリア生産に挑んできた。当日は、これまでの「タンパク質をつくる」ための取り組み、その応用として、神経疾患の原因タンパク質の異常化を抑制する化合物の探索についてもご紹介する。

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