『日本の未来をつくる  〜モノづくりから知恵づくり〜 』
日本はこれまで改良や改善により、安価で高品質なものを量産する製造技術を確立し、世界第2位の経済大国に成長することができました。
 しかし、これまで日本が誇っていた技術は、今や韓国、台湾、中国に追いつかれる情勢です。このような中、日本がこれまで以上に成長を続けるためには、フロンティアを開拓できる創造的な研究力が必要ではないでしょうか。
 今までのモノづくりではわが国を支えられなくなり、創造性のある個人が必要とされる時代の今、「江崎トンネルダイオード」の発明でノーベル物理学賞を受賞された江崎氏に、これからの技術開発における「知恵づくり」の必要性についてお話いただきました。
▼日 時▼ 平成14年1024日(木) 14:00〜15:30
▼講 師▼ 芝浦工業大学 学長   江崎 玲於奈
(1973年 ノーベル物理学賞)
▼会 場▼ 福井県生活学習館1階 多目的ホール
▼受講者▼ 460名
講演中の江崎氏