北陸技術情報交流テクノフェア2017


出展者情報

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公立大学法人福井県立大学

【ブース番号:T-13】

区分:大学・高専

本学からは、生物・海洋分野の新種開発・養殖等から川下のマーケティングまで、地域連携本部の特色ある研究活動を紹介します。

所在地〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1 TEL0776-61-6000 FAX0776-61-6011

若狭小浜の「鯖、復活」プロジェクト

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研究・支援・公的機関

概要

小浜市は、かつて「鯖の群れが押し寄せた」と言われるほどのサバ類水揚げ量を誇っており、現在でもサバを食する文化が深く根付く地域です。現在のサバ類水揚げ量は激減し、小浜で食されるサバのほとんど9割はノルウェーや県外産のサバとまで言われます。小浜市では、2016年より地方創生の一環として、「鯖、復活プロジェクト」を立ち上げ、小浜産のサバ養殖事業を行う等、サバに焦点を当てた地域の魅力発信を進めています。

嗜好性・機能性を活かした農産加工品開発

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研究・支援・公的機関

概要

福井県内には、健康機能性や嗜好機能性に優れた特産農産物が多数あります。我々は、このような福井県産農産物(木田チリメンシソ、エゴマ油、ウメ、ソバなど)の機能性を活かした加工品を創出するべく、産官学共同開発に取組んできました。今回の展示では、新しい試みも含め、これまでに関わってきた加工品をご紹介するとともに、抗炎症効果、肝細胞脂肪蓄積抑制効果などの健康機能効果などの研究成果をご紹介します。

産地間、企業間連携によるブランド開発・構築に関わる研究事業

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研究・支援・公的機関

概要

鯖江市の産業の技術を活かした、新商品開発と販路開拓の勉強会「鯖江ギフト組」では、産地を代表する数々の製品が生まれ、世界に通じるものづくりとして飛躍、成長しています。平成28年度も消費者の心をとらえる商品の開発を目指し、地域産品のブランドとして次世代の鯖江の産業となる新たな製品が誕生しました。本学地域経済研究所では、こうした事業を応援しています。

福井県大発・大粒コシヒカリ稲品種の開発

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概要

福井県立大では、種子が大型化したコシヒカリ変異体・福井県大水稲1号(県大1号)を開発した。県大1号は籾の厚みと幅が大きくなっており、1.9mmのふるいで選別した場合のくず米量が激減することで多収となる事が明らかになった。県大1号は、籾が厚く・太くなると同時に茎も太くなっており、コシヒカリと比べて著しく倒伏に強くなっていることが明らかになった。さらに、県大1号を低アミロースにした県大2号を開発した。

外来雑草の侵入リスクシミュレーション

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研究・支援・公的機関

概要

河川の流れに従って分布を拡げる外来雑草がいます。このことに着目した理論モデルを使って、福井県における外来雑草の分布拡大シミュレーションを行い、マップを作成しました(図1)。シミュレーション結果は、特定外来生物「アレチウリ」(図2、3)の実際の分布とほぼ一致していたことから、このマップをもとに優先して対策すべき地域を決めることができました。このマップは、アレチウリ以外の外来雑草種にも適応できます。

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