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出展者技術情報

■繊維

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サカイオーベックス(株)
技術・製品等の名称

炭素繊維開繊糸複合材料

ニーズ

製品販売,共同開発・研究

用途

スポーツ用品部材、搬送ロボットアーム及び搬送機器部材、自動車及び高速鉄道部材、航空機部材、半導体放熱基板、一般産業機械部材、風力・波力発電機ブレード材 等。

概要

福井県保有特許「開繊技術」により炭素繊維の原糸をテープ状に広げた基材とし、この基材を一方向シートや織物及びそれらの積層品に熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂を含浸して成形した複合材で、軽量でありながら強度の高い素材です。更に、福井県・福井大学・科学技術振興機構との共同開発による「アルミニウム含浸炭素繊維開繊糸織物複合材料」は、軽量、高剛性、低膨張性に優れており、広い用途展開が、期待されております。

効果

樹脂含浸性に優れる開繊糸を用いた炭素繊維複合材が実現でき、平滑性に富み、軽量で強度・剛性・弾性・耐疲労性の高い物性と省エネに長けた部材で、ユーザーの皆様には快適なソリューションを提供・提案いたします。

試作・実験
製造・販売・営業
開発後の経過期間4年
特許
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:テクニカルセンター
    ハイパークロス事業場
    事業場長代理 河野弘樹
E-mail:h.kouno@sakaiovex.co.jp
FAX:0778-34-2012

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サカイオーベックス(株)
技術・製品等の名称

ケナフ繊維使用の膜材料 ケナファイン

ニーズ

製品販売

用途

ケナファインは、C種膜として国土交通省告示第666号の認定を取得した膜材料です。膜材料は建築物の屋根や外壁に使用され、イベント会場の仮設テントや競技場の屋根など様々な用途の施設で活用されています。

概要

当製品は、生地にケナフ繊維を使用しています。ケナフは1年草の一種で、成長が早く、また成長段階で地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収します。そのため、地球温暖化を間接的に抑制し、環境にやさしい膜材料といえます。また、先日行なわれた北海道洞爺湖サミットに関連して、本年6月から8月までの約3ヵ月間にわたり開設された洞爺湖ビジターセンター「エコ・ギャラリー」の膜材料として採用されました。

効果

当製品は、テントとして使用後、紙にリサイクルできる特長を有しています。また、仮に焼却処分される場合もコーティング材料にハロゲン化合物が使用されていないため、環境に悪影響を及ぼすガスの発生はありません。

試作・実験
製造・販売・営業
開発後の経過期間1年
特許申請中
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:テクニカルセンター
    所長代理 関隆之
E-mail:t.seki@sakaiovex.co.jp
FAX:0776-34-8530

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信州大学 繊維学部
技術・製品等の名称

化学加工による撥水性絹素材の製造

ニーズ

ノウハウ提供,技術指導・コンサルティング

用途

絹表面に化学修飾試薬が機械的に付着するのではなく、繊維内部に浸透し絹と化学結合するため、耐久性に優れた撥水効果が期待できる。ワインや水溶性の飲み物が付着しても水洗いで取り除くことが可能である。

概要

反応性に富む化学修飾試薬をジメチルスルホキシド(溶媒)に溶かし75℃に加熱しながら絹加工すると、試薬は繊維内部に浸透し絹と化学結合し、耐久性に優れた撥水機能が絹に発現する。加工後、絹の柔らかさは変らない。

効果

絹は和装の需要が減少しており、新しい機能を付与した絹素材の出現が望まれてきた。ここで紹介した「撥水性を絹に付与した技術開発」により絹の需要が増進するものと期待できる。

試作・実験×
製造・販売・営業×
開発後の経過期間2年
特許
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:応用生物科学科
    塚田益裕
E-mail:tsukada@shinshu-u.ac.jp
FAX:0268-21-5388

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信州大学 繊維学部
技術・製品等の名称

ガラ紡のメカトロ化・高速化

ニーズ

共同開発・研究

用途

少量の繊維塊から直接紡糸が可能なガラ紡をメカトロニクス化することにより、高速化が可能になった。ガラ紡による優れた風合いを持つ糸の生産性を高めることができる。

概要

明治時代に長野県で発明されたガラ紡は、張力フィードバックによって可燃をコントロールすることにより、繊維塊より直接紡糸を行う。難紡性の繊維でも紡糸が可能で、機能性材料を混紡することもできる。繊維のリサイクルへの応用にも期待できる。多品種少量生産にも向いているので、様々な用途の要求に応えることが可能である。

効果

多品種少量の紡糸、難燃性繊維の紡糸など実験的な紡糸装置の開発。あるいは少量紡糸を求める家庭用の簡易紡糸装置の開発。

試作・実験
製造・販売・営業×
開発後の経過期間5年
特許
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)
連絡先
担当:機能機械学科
    准教授 河村隆
E-mail:kawamura@shinshu-u.ac.jp

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帝人ファイバー(株)
技術・製品等の名称

ECOPET PLUS®

ニーズ

製品販売,共同開発・研究

用途

一般衣料、資材用途等多数

概要

当社、新原料リサイクル技術にてリサイクルした製品の紹介及びリサイクルの工程を中間工程のサンプルと合わせて展示し、分かり易く説明いたします。

効果

『大量廃棄問題』『資源枯渇問題』『地球温暖化問題』の改善に取り組んでいます。

試作・実験
製造・販売・営業
開発後の経過期間6年
特許
実用新案
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:長繊維事業部門
    技術課員 河原喜久
E-mail:y.kawahara@teijin.co.jp
FAX:06-6268-2624

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富山県立大学
技術・製品等の名称

自己修復性付与による高耐久性FRPの開発

ニーズ

共同開発・研究

用途

優れた比強度、比剛性と長期信頼性、安全性の両立が必要とされる自動車、航空機の1次構造部材、宇宙関連機器等

概要

使用時に発生した強化繊維とマトリックス間の界面剥離を自己修復することで、優れた強度を長期間維持できる高耐久性FRPを開発するための基礎研究を行っている。FRPへの界面剥離自己修復機能の付与は、修復剤入りのマイクロカプセルと修復剤を硬化させる触媒を混合したポリマーを強化繊維表面にコーティングすることで実現している。

効果

FRPの長期信頼性、安全性を大幅に向上させるため、航空機、自動車へFRPの適用が進み、軽量化による省エネルギー効果と長寿命化による廃棄物低減が期待される。

試作・実験
製造・販売・営業×
開発後の経過期間−年
特許×
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:機械システム工学科
    講師 真田和昭
E-mail:sanada@pu-toyama.ac.jp
FAX:0766-56-6131

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富山大学
技術・製品等の名称

ひざサポート機能を有するスパッツの提案

ニーズ

共同開発・研究

用途

筋肉の衰えを感じ始めた中高齢者向に、膝の曲げ伸ばし動作をサポートできる。テーピング機能を有するスパッツやタイツの利用が必要な障害者など。

概要

テーピングやサポーターを装着すると、粘着剤で皮膚のかぶれ、皮膚障害、血行が悪くなったり、圧迫部がへこんだままになる等の問題点がある。本研究開発は、これらの問題を解決するものである。特に、大腿部を脚部周方向に締め付けず、血流を阻害せずに、膝関節動作を支援する事がポイントである。

効果

素足とスパッツの装着時において、歩行実験を行い、筋負担の比較を行った結果、大腿筋、腓腹筋外側、ヒラメ筋等の筋負担は、スパッツを装着する事で、13〜15%の軽減となる。

試作・実験
製造・販売・営業
開発後の経過期間2年
特許申請中
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)
連絡先
担当:人間発達科学部
    教授 諸岡晴美
E-mail:morooka@edu.u-toyama.ac.jp
FAX:076-445-6344

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日本原子力発電(株)
技術・製品等の名称

原子力発電所用耐熱防護服

ニーズ

技術指導・コンサルティング,製品販売

用途

原子力発電所の溶断等の作業現場で着用する軽涼生地を用いた耐熱防護服。

概要

原子力発電所における溶断等の火気使用作業では耐熱防護服以外に、耐熱エプロン、耐熱腕カバー、耐熱手袋、耐熱脚半等の防護具を着用して実施しているが、夏場の作業雰囲気温度が40℃近くにも達することがあり、過酷な作業環境になる。このため、セーレン(株)と日本原子力発電(株)の共同研究により、軽涼生地を用いた耐熱防護服を開発した。

効果

軽くて涼しく、また不燃性・防炎性も兼ね備えるという相反する機能を併せ持つ防護服を開発することにより、快適な作業環境を実現できることを確認した。

試作・実験
製造・販売・営業×
開発後の経過期間0.5年
特許×
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:敦賀地区本部
   地域共生部 地域共生グループ

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(社)福井県繊維協会
技術・製品等の名称

世界に冠たる福井の繊維

ニーズ

その他(事業紹介)

用途

生活分野(ファッション衣料、インテリア、生活用品、レジャー・スポーツ)、産業(各種産業資材)、土木建築(土木資材、建築資材等)、環境(環境保全材料、公害防止材料、防災資材等)、医療・福祉(医療材料、高齢化社会対応製品等)、情報エレクトロニクス(電磁波シールド材、情報機器資材等)、海洋・宇宙(海浜残業資材、海洋開発資材、衛星通信機器、航空宇宙資材等)

概要

幅広いフィールドで活躍する福井の繊維。ファッション・スポーツ・レジャーといった身近なシーンから、情報産業・医療・機械といった産業分野、さらには海洋・航空・宇宙産業まで、その活躍は多岐に渡っています。これからも福井の繊維産業は、人に役立つ製品を発信しつづけます。

効果
試作・実験×
製造・販売・営業×
開発後の経過期間−年
特許×
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:総務企画課
    課長 伊藤正則
E-mail:yiteng@po.incl.ne.jp
FAX:0776-24-9662

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福井県立大学
技術・製品等の名称

微生物酵素による天然新素材繊維の合成

ニーズ

共同開発・研究,技術指導・コンサルティング

用途

我々は、バイオポリマーである"εーポリリジン"の合成を行う新規微生物酵素の取得に成功した。そこで、本酵素の基礎的な解析をもとに改良型酵素を構築し、天然繊維材料となる新規ポリマーの合成を試みる。

概要

我々は、土壌微生物である放線菌からバイオポリマーである"εーポリリジン"の合成を行う新規酵素の取得に成功した。εーPLは、化学合成繊維であるナイロン6,6とその構造がよく似ているが、物性は大きく異なり、繊維材料としては直接利用することができない。そこで、本研究では、本酵素の基礎的な解析をもとに改良型酵素を開発し、天然繊維材料となる多種多様な高機能性ポリマーを合成することを目的とする。

効果

近年の原燃料費の高騰および脱石油化への世界的な方向性から、化学合成繊維ではなく環境調和型の新素材の登場が望まれている。本酵素は、これら社会の要求に応えれる微生物酵素と言える。

試作・実験
製造・販売・営業×
開発後の経過期間1.5年
特許
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:生物資源学部
    講師 濱野吉十
E-mail:hamano@fpu.ac.jp
FAX:0776-61-6011

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福井大学 堀研究室
技術・製品等の名称

銅めっきアラミド繊維

ニーズ

共同開発・研究

用途

導電性電気部品、ロボット・配送用機器の配線、自動車内部の電気配線など

概要

新しい反応媒体として注目されている超臨界二酸化炭素流体の特徴を生かし、加工・改質の困難なアラミド繊維にめっきの核付けを行う技術を開発しました。この後、無電界めっきすることで銅などのめっきを強固に行うことに成功しました。従来の繊維・プラスチックのめっきに比べ環境負荷の低いめっきができます。

効果

すでに5リッターの実験機での製造研究を終了し、代替電線としての特性試験を行っています。軽量で、柔軟かつ高抗張力の代替電線の製造が可能となりました。従来電線と比較し多くのメリットを有しています。

試作・実験
製造・販売・営業×
開発後の経過期間2年
特許
実用新案×
デモンストレーション(当日ブース内)×
連絡先
担当:工学部 教授 堀照夫
E-mail:hori@acbio.acbio.fukui-u.ac.jp
FAX:0776-27-8641

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