187 |
PET廃棄物からテレフタル酸の回収方法 |
企業名 |
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用途 |
PET廃棄物からテレフタル酸を回収する方法。 少量の溶媒、 かつ短時間でPET廃棄物を分解できる。 さらに、 副生成物のほとんどが再利用できる経済的な方法。 |
概要 |
カチオンとアニオンからなる電解質水溶液を陽極液、 同電解質と少量の水を含むアルコール溶液を陰極液として電解を行う。 電解によって陰極で生成された塩基を含む生成アルコール溶液とポリエステルとを混合して、 ポリエステルをテレフタル酸塩とアルコールに分解し、 得られたテレフタル酸塩を塩で中和する。 |
効果 |
経済的かつ環境保護に著しく貢献でき、 @テレフタル酸の回収率は実質100%、 A副生した酸、 塩基等の循環使用により副生物がほとんどない、 B溶媒量が少なく反応も短時間、 Cテレフタル酸の分離回収が容易、 である方法。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:△ 実用新案: |
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188 |
芳香性、 抗菌性を有しつつ耐熱性、徐放性を向上させたプラスチックや紙 |
企業名 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 四国センター 海洋資源環境研究部門 |
ニーズNo.@ |
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用途 |
芳香性、 抗菌性樹脂を利用する幅広い分野に適用可能である。 例えば、 抗菌樹脂、 抗菌紙、 抗菌シート、 抗菌フィルター、 抗菌医療品。 |
概要 |
ヒノキチオールや香料 (けい皮アルコール、 バニリン等) などの天然有機化合物の一部は、 安全性の高い抗菌物質として知られている。 しかしながら、 耐熱性が低く、 また昇華性であるために、 プラスティックや紙との複合化が困難であり、 徐放性能は低かった。 本技術は、 芳香性、 抗菌性有機化合物を、 有機親和性の層間支柱を有する層状粘土の層間空隙中に包摂することによって、 それら有機化合物の昇華性、 耐熱性を向上させる。 |
効果 |
本発明の抗菌性有機化合物−層状粘土複合体を用いることにより、 プラスティックや紙との複合化が容易になり、 徐放性が向上する。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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189 |
天然糖類からの新規生分解性高分子の合成方法 |
企業名 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 生物機能工学研究部門 |
ニーズNo.@ |
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用途 |
研究用試薬 (細胞標識、 非ウィルスベクター、 生体分子精製剤)、 医薬品 (抗ウィルス、 酵素阻害剤、 抗炎症、 DDS)、 細胞接着剤 (人工肝臓)、 乳化剤 (化粧品)、 ポリマー改質剤 (相溶化剤、 表面改質剤) 等 |
概要 |
本技術は、 天然に豊富に存在する糖類を利用して生分解性をもつ新規高分子の酵素・化学的合成方法で、 酵素触媒により糖の位置選択的な修飾を行い、 種々の重合性糖ビニルエステルを合成した後に、 化学触媒により高分子を合成するものである。 この方法は、 共重合体の合成も容易であり、 種々の糖分岐をもつ高分子のデザインが可能となる。 |
効果 |
糖エステルから得られる重合体は、 その分子鎖に糖が還元糖の形で多数結合した構造を有する場合、 還元末端にアミノ基を有するペプチドや核酸等を結合させることもでき、 機能性材料として有利に適用される。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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190 |
バイオマス資源の無水糖への変換と活性炭製造技術 |
企業名 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 北海道センター 生物機能工学研究部門 |
ニーズNo.@ |
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用途 |
@バイオマスの急速熱分解処理
A無水糖を原料とする医薬品・高分子化学・機能性物質製造、
B炭化物利用
C活性炭を原料とする医薬品吸着剤製造
D木酢液利用製品製造 など |
概要 |
木材・古紙などのバイオマス資源をマイクロ波法で加熱することにより、 従来の外部加熱法とは温度勾配が逆にバイオマス内芯部から高温にすることができる。 この際、 熱分解で発生した揮発物は高次分解が抑制され、 液状回収物にはバイオマスに含まれる生理活性物質や無水糖が高濃度で含有される。 また、 残渣の炭化物は細孔内がクリーンな状態であり、 賦活処理することにより高品位の優れた活性炭となる。 |
効果 |
未利用のバイオマス資源から、 光学分割剤・立体規則性多糖・医薬品などの次世代原料となる無水糖 (レボグルコサン) を効率良く生産できる。 同時に生産される炭化物は高品位の活性炭原料として利用が期待できる。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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191 |
常温で有機ガス・有機溶剤・油等を固形化する技術 |
企業名 |
ニーズg@
独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 物質プロセス研究部門 |
ニーズNo.@ |
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用途 |
◆ブタン、 プロパン等、 有機ガスの固形化
◆ベンゼン、 トルエン、 ヘキサン等、 有機溶剤の固形化
◆廃水中の炭化水素の回収、 除去
◆排ガスの浄化
◆海上流出重油の固形化、 回収
◆天ぷら廃油の固形化 |
概要 |
カルボン酸ナトリウム (石鹸) と水 (或いはNaCl水溶液) を加熱、 溶解、 攪拌、 徐冷すると、 髪の毛の100分の1くらいの、 細くて長い繊維が出来ます。 この繊維を使って、 室温で、 種々の油を絡め取って、 固いボールを作ることが出来ます (Fiber Method)。 また、 密閉容器内では、 プロパンやブタン等の気体を固形化することも出来ます (Aggregate Method)。 何れも、 カルボン酸ナトリウムに対して、 数倍から数十倍の重量の油を固形化することが可能です。 |
効果 |
本発明は、 種々の油を水から分離して固形化する技術で、 各種炭化水素の安全な輸送および貯蔵、 流出事故の際の重油の回収、 排ガス、 廃液の浄化、 天ぷら油の固形化等、 幅広い分野に応用が可能です。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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192 |
嫌気性細菌を用いた微生物産生性脂肪族ポリエステルの分解方法 |
企業名 |
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 |
ニーズNo.F |
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用途 |
脂肪族ポリエステル製品の生分解廃技術です。 |
概要 |
クロストリジウム族嫌気性細菌 (BT93) を用い、 ポリ3−ヒドロキシプチレートの他、 ポリ乳酸、 ポリ3−ヒドロキシバリレート及びそれらの共重合体等を生分解します。 |
効果 |
嫌気性細菌による微生物産生性脂肪族ポリエステルの分解は、 生分解性プラスチックの廃棄物処理法において、 省スペース、 省エネルギーに優れ利用価値が高い技術です。 |
実績の有無 |
試作・実験: 製造・販売・営業: 特許: 実用新案: |
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193 |
深層水の直接的・間接的利用法に関する研究 |
企業名 |
富山県立大学 環日本海機能水バイオ研究会 |
ニーズNo.CE |
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用途 |
深層水を直接利用することで、 食品、 醗酵製品あるいは高品質農産物の創成をはかる。 また、 深層水を電気分解し酸性水とアルカリ水を製造し、 食品や化粧品における高付加価値型商品の開発に供する。 |
概要 |
@深層水の直接利用による高付加価値型農産物の生産技術ならびに品質の評価について展示する。 高濃度アルコール含有ビールについても試飲する。 なお、 このビール製造には深層水を含有させている。
A深層水電気分解水であるアルカリ水を用いた魚卵製品、 魚干物あるいはせんべいとかきやまを展示し、 それら製品の製造技術についてノウハウを提供する。 B新しい化粧品の開発の現状と商品を展示する。 |
効果 |
上記、 @とAでは、 特許性を有する製品もあり、 高付加価値型商品の開発にさらにつながると期待される。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許:○ 実用新案: |
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194 |
ガスバリヤー性皮膜の形成方法 |
企業名 |
(財)名古屋産業科学研究所 中部TLO |
ニーズNo.@CDE |
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用途 |
有機材料上に、 高度のガスバリヤー性を有するシリカ皮膜を形成し、 食品包装フィルム、 有機EL用保護膜等に応用可能。 また、 当皮膜上に無電解メッキにより導体を付けて電子回路等の作製も可能。 |
概要 |
有機シラン化合物とカルボニル化合物の反応により、 ウエット法で有機材料表面にシリカ皮膜を形成する方法。 基材との密着性が高く、 0.5〜3μm厚の皮膜により基材のガス透過性を40%抑制する。 また、 当皮膜上にPd等の活性化処理剤なしで無電解メッキが可能で、 電子部品等への展開も可能。 |
効果 |
ウエット法のため大型設備を必要とせず、 基材の形状・大きさを問わない硬質皮膜作製が可能。 ガスバリヤー、 表面傷つき性抑制、 活性化処理剤なしメッキ等により、 包装材・樹脂成形品・電子部品等に幅広く使用可能。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:△ 実用新案: |
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195 |
膜モジュール内の膜間差圧の制御方法及び制御用の膜モジュール |
企業名 |
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用途 |
水処理、 食品加工機械、 除菌、 固液分離 |
概要 |
膜モジュールの分離膜の透過液側に、 膜間差圧均一化部材を具備させることにより、 膜間差圧を制御する。 膜間差圧均一化部材には分離膜間に介在するスペーサー、 分離膜の活性層の支持層、 分離膜の活性層と支持層を補強する補強材などがある。 また、 分離膜の活性層の厚みを変えることにより膜間差圧を制御することができる。 |
効果 |
膜モジュールによる溶質の分離および固液分離操作においては、 モジュールの流体流れ方向に向かって膜間差圧を一定にすることが難しく、 フアリングを起こしやすい。 本発明によれば、 これを一定にすることにより膜機能の低下を防止し、 分離操作を効果的にする。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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196 |
「健康」 と 「美」 に貢献する 「界面科学」 |
企業名 |
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用途 |
@繊維工業用A製紙工業用Bクリーニング用C化粧品用D農業、 園芸用 |
概要 |
界面活性剤の持つ基本作用 (洗浄・湿潤・分散・乳化・可溶化等) を駆使した技術により健康と美に貢献する新技術・新素材の紹介
@スキンケア加工剤…加工品の展示と抗酸化作用の実演など
A紙の透明化剤、 紙力増強剤…加工品の展示と実演
Bクリーニング用抗菌剤、 柔軟剤…加工品の展示と実演
Cパーマ剤… 「卵殻膜」 の利用とスタイリングシリーズ
D新消臭剤…消臭効果の実証試験 E新凝集剤…凝集沈殿効果の実験 |
効果 |
「健康」 と 「美」 を追求し生まれた一つひとつの可能性が、 社会、 産業、 そして人々の暮らしに貢献します。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許:○ 実用新案:○ |
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197 |
塗布すればガラスになるコーティング剤 |
企業名 |
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用途 |
主として、 タイル、 コンクリート、 石、 ステンレス等の汚染防止と汚れの落とし易さを目的としている。 |
概要 |
従来は、 常温でガラス膜を形成することは、 不可能と考えられてきた。 しかし、 この特許が技術を実現化した。 すなわち、 常温ガラスコーティング剤、 ヒートレスグラスの誕生である。 水蒸気と触媒により、 ガラス化する。 700度の耐熱性と耐塩害、 耐薬品性の特性を持っている。 硬度は、 鉛筆硬度の9Hになる。 常温で完全無機質のガラスをコーティングできる無機塗料である。 |
効果 |
施工されている現場で好評なのが、 便器である。 便器は陶器表面に釉薬を塗ってあるが、 不純物が多いので、 尿石が付着すると酸洗いしても落ちなく、 臭い発生の元となる。 この便器に本商品を使用すると、 臭いは激減する。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許:○ 実用新案: |
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198 |
複合型光ファイバシステムを利用した低侵襲医療技術への応用 |
企業名 |
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用途 |
腹膜内手術時の患者への負担を軽減し正確な位置への照射が可能なレーザー治療システム。 |
概要 |
従来、 低侵襲医療技術であるレーザー治療では、 患部観察用と治療用レーザー光導入用の2本の光ファイバを患者の体内へ挿入するため、 患者の負担及びレーザー光の照射領域の正確さの問題が指摘されていた。 そこで、 原研が開発した観察用ファイバとレーザー光伝送用ファイバの同軸化及び複合化を可能とする光ファイバシステムを応用し、 治療部位の観察とレーザー治療を1本のファイバで両立可能にする光伝送技術を提案する。 |
効果 |
普及しているレーザー治療の手法を大幅に改善させる技術であるとともに、 ファイバの極細化により治療分野の拡大が図れ、 大きな市場が見込まれる。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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199 |
ファインセラミックスセンターの紹介 |
企業名 |
(財)ファインセラミックスセンター |
ニーズNo.CEF |
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用途 |
ファインセラミックスセンターの事業紹介をおこなうことにより、 技術支援を図ります。 |
概要 |
JFCCは、 ファインセラミックスを中心とする材料に関し、 皆様方からの委託を受け、 皆様方に代わってあらゆる研究開発業務を行う事を最も重要な事業としております。 JFCCはファインセラミックスの研究を専門とする唯一の中立研究機関として1985年に設立されて以来、 優れた研究スタッフ、 最新の研究設備を擁し多くの研究成果を挙げてまいりました。 それらの蓄積された技術ポテンシャルを活用し、 更に発展させることにより、 皆様方の御要望にお応えしたいと念願しております。 研究委託について、 何時でもどんな内容にもご相談に応じますのでお気軽にお申し付けください。 委託研究とは、 国プロ、 過去の委託研究実績、 自己の研究で培ってきたJFCCの技術を、 民間企業の研究に活用するものです。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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200 |
微生物、 酵素の利用によるバイオ関連技術の開発 |
企業名 |
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用途 |
@植物発芽促進剤の開発
A抗菌剤の開発
B微生物農薬の開発
C健康食品の開発 |
概要 |
本研究は、 微生物培養技術や遺伝子組換え技術を用いて、 ほとんど捨てられているカニ甲羅の主成分であるキチン, キトサンの有効利用を目指す。 キトサンをキトサナーゼと呼ばれるキトサン分解酵素によって処理されたキトサンオリゴ糖は、 植物種子発芽剤、 抗菌剤、 植物ウイルス病予防剤など広い産業分野への応用が試みられている。 キトサナーゼもバイオ農薬としての利用が期待されている。 北陸は、 カニの産地であり、 本研究の遂行によって地場産業の活性化が期待される。 |
効果 |
@〜Cに示すように、 @生物、 植物、 及び動物の培養技術A遺伝子組換え技術B酵素の大量精製技術C微生物、 酵素の特性の分析技術らの技術が導入されると、 以下の産業分野への効果が期待される。 @産業用微生物・酵素の検索A環境浄化システムの開発B微生物農薬の開発 |
実績の有無 |
試作・実験: 製造・販売・営業: 特許: 実用新案: |
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201 |
運動力向上マウスピース・バイオ医療研究 |
企業名 |
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用途 |
@マウスピース (MP): |
各種運動能力・リハビリテーション力等を向上させる用具としてこれらの実施時に奥歯に装着して使用する。
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Aバイオ医療関連研究(人工臓器・細胞培養関連等)。 |
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概要 |
医療用具関連技術開発の一環として改良型MPを開発した。 歯列全体に及ぶMPは使用時の馳化期間や息苦しさなど使い勝手の問題を含むが、 本MPはこれらの諸点の改良を行ったもので運動能力向上・大脳活動性など機能的にも優れた効能を持つ。 従って、 格闘技以外のスポーツやリハビリ等の場で使い易く広く使用できると考えられる。 実用化技術開発実績:白血球除去輸血用フィルター、 膜型・吸着型血漿浄化治療器、 改良膜型透析器など。 |
効果 |
MPはスポーツ、 リハビリ向け身体能力の向上による記録向上・QOLの増進、 従って健康快適生活の拡大等につながり市場性は有望と考えている。 新しい医療技術研究は完成後は各々医療の効率化・福祉増進等に貢献。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許: 実用新案:△ |
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202 |
化学製造プロセスの最適化研究 |
企業名 |
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用途 |
エンジニアリングプラスチックに見る化学製造プロセスの最適化研究について、 検討を行う。 |
概要 |
エンジニアリングプラスチックとして、 ポリアセタール樹脂、 およびポリカーボネート樹脂を選び、 その化学製造プロセスの最適化について、 検討を行う。 |
効果 |
省資源、 省エネルギーおよび環境に対して考慮した技術開発・製品開発が期待される。 |
実績の有無 |
試作・実験: 製造・販売・営業: 特許: 実用新案: |
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203 |
快適な住空間のためのNEW提案 |
企業名 |
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用途 |
住宅の居室空間を24時間換気するシステム 「フレッシュアロー」 「フレッシュビーム24」 と化学物質の発散制限に対応した製品であります浴室用不燃断熱壁材 「バスパネル不燃200」、 エコモード腰壁 「ウオーリア」 等をご紹介いたします。 |
概要 |
住宅の高気密高断熱化により居住者に対して有害な化学物質等により引き起こされるシックハウス症候群、 化学物質過敏症が問題となってきており、 改訂建築基準法が本年7月1日から施行されました。 それに伴い外気の空気を室内に取り込む24時間換気が義務化され、 フクビは新しい換気システムを上市しました。 さらに、 ホルムアルデヒドの建築材料の制限に伴い規制対象外の製品を上市することにより快適な住空間を提案いたします。 |
効果 |
環境や安全性に対する関心が高まり、 住宅を構成する製品にも化学物質の使用制限が確実に増加する状況にあります。 今回、 ご紹介する製品は、 市場のニーズにマッチした革新的なものでありますので、 大きな市場が期待できます。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許:○ 実用新案: |
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204 |
チョウザメの養殖技術 |
企業名 |
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用途 |
西洋や、 中国では古くから高級食材として用いられてきたチョウザメ。 中でもキャビアは、 世界3大珍味とされ多くの方が知るところです。 養殖が難しいといわれるチョウザメを超精密ながれ制御技術を用いて養殖環境の実現に成功し、 食材として安定した供給を実現しています。 |
概要 |
◆当社のチョウザメ稚魚は全て日本産です。
◆チョウザメは、“生きた化石”と言われるほど歴史の古い魚であることからもわかるように、 環境適応能力が高く、 飼育水温 (3〜30℃)、 水質を選びません。
◆肉食性魚種ですが歯を持っていないため他の魚と混養させても害を及ぼしません。
◆配合飼料で育てたものをお届けしていますので、 生餌を与える必要がありません。 |
効果 |
当社の飼育設備は上水を使用した完全閉鎖式循環濾過水槽ですので稚魚には病原菌が一切ついておりません。 寿命が長く、 20〜30年は生きます。 但し、 ふ化後1年間で30cm前後となり、 最大全長は1mを越えます。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許: 実用新案: |
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205 |
酵素入り消臭材 |
企業名 |
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用途 |
家庭内で発生する有機性のあらゆる臭気を消臭します。 冷蔵庫、 居間、 台所、 TOILET、 自動車 等。 |
概要 |
とれまーる (無香料) は、 消臭力の強い選りすぐりの樹木から抽出した液を精製し、 ニオイを分解する酵素を配合した、 人に優しい天然素材100%の酵素入り消臭剤です。 日常生活のなかで発生するイヤなニオイのところに置いておくだけで無臭にして快適な空気をご用意致します。 |
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樹木抽出液と特殊酵素の配合により精製されたGel剤から蒸発気化された成分が、 臭気を化学的作用、 中和作用、 分解吸着等で消臭します。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許: 実用新案: |
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206 |
新機能を持つ非酸化物セラミックス |
企業名 |
独立行政法人 物質・材料研究機構 物質研究所 非酸化物焼結体グループ |
ニーズNo.CDE |
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用途 |
新しい炭化ケイ素とサイアロン蛍光材料を提供する。 炭化ケイ素材料は半導体製造機器に多く用いられ、 窒化ケイ素系サイアロン蛍光体は白色光源として、 大きなマーケットが見込まれる。 |
概要 |
炭化ケイ素材料は半導体製造装置など、 IT産業用材料として注目されているが、 製造コストが高いという欠点があった。 これの低温合成法を開発し、 低コストプロセスを紹介する。 また、 窒化ケイ素系サイアロンに金属を固溶させると、 可視光の蛍光材料になることを発見した。 これと青色発光材料を組み合わせると白色発光体になり、 パネル発光材料など広い応用が期待される。 |
効果 |
半導体製造装置用材料は、 IT産業を支える基本的材料で、 今後拡大する用途に対して、 低コスト製造法によりさらなる発展が期待できる。 また、 サイアロン蛍光体は、 白色発光材料として将来大きなマーケットが期待できる。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案: |
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207 |
新規遺伝子解析デバイスの開発と応用 |
企業名 |
北陸先端科学技術大学院大学 ナノ生体デバイスグループ 塚原研究室 |
ニーズNo.C |
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用途 |
患者等から得られた少量の検体を用いて、 検体試料中に存在する遺伝子の種類と量を解析する。 病態は組織に発現する遺伝子が機能した結果であり、 遺伝子発現情報は疾患の理解と治療指針決定を助ける。 |
概要 |
我々は、 高度に細孔径の均一化を図った微小多孔質ガラスを担体として用いた 「オリゴヌクレオチド担体一体型プローブ」 を作成し、 これをスライドグラス等に高密度に配列固定することによって簡便なDNAチップ作成法の確立を目指して研究を進めている。 すでに試作に成功し、 スライドグラスに固定化した担体一体型プローブが蛍光標識DNAと特異的に結合する事が確かめられた。 本デバイスは僅か一塩基の変異も認識可能である。 |
効果 |
当該技術は 「根拠に基づく治療」 の基盤となる臨床検査技術であり、 いわゆるオーダーメイド医療の実現を加速する。 また、 疾患の分子的病理学的解明は疾患治療や創薬への指針となり、 副作用の軽減も期待できる。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:△ 実用新案: |
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208 |
ガラスや陶磁器製品に付着する汚れが除去しやすい膜の生成技術 |
企業名 |
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用途 |
水垢や口紅などが付着しやすい食器類、 煮汁が付着する調理用鍋類、 窓ガラスや鏡さらには光学製品などのガラス製品、 などに応用できる。 |
概要 |
基材の表面に均一にかつピンホールのない単分子膜状の耐剥離強度の高い撥水性を有する膜を生成する技術で、 製膜工程はスピンコート法、 Dip法など簡便で、 生成した膜は製品基材と化学的に結合し、 表面にはCF3が露出し高い撥水性と撥油性を有する。 また膜厚は極薄で無色透明であり、 ガラスなどの透明性を損なわず、 基材の絵柄などにも影響を与えない。 |
効果 |
家庭用食器から使用頻度の高い業務用食器や厨房機器や衛生陶器などに導入することで、 少ない水で効率的な洗浄が可能であり、 エコ商品としての新たな価値を生む。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許:○ 実用新案: |
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209 |
耐電食表面処理皮膜の形成方法 |
企業名 |
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用途 |
ワイヤレス電話の子機充電部など耐電食性能が要求される電気接点部の表面処理技術。 |
概要 |
電子部品の電気接点に使用される接点部に、 無電解ニッケルを主成分とする下地層とこの下地層上にパラジウム−ニッケル合金を主成分とする表面層とを形成するにあたって、 リン青銅又は黄銅からなる母材にパラジウム又はニッケルのストライクメッキを行うとともに、 無電界ニッケル膜とパラジウム−ニッケル合金メッキ膜とを順次形成してなることを特徴とする耐電食表面処理皮膜の形成方法。 |
効果 |
通常のニッケルメッキによる接点表面処理に比較して数十倍の耐電食効果が期待できる。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業:○ 特許:○ 実用新案: |
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210 |
DNAブック・ゲノム科学の紹介 |
企業名 |
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用途 |
実験・研究用のcDNAの搬送を、 これまで行ってきた冷凍による方法ではなく、 水溶性の紙媒体による搬送が可能になりました。 また、 常温での保存を可能にさせ、 cDNAの搬送・保存が簡便になります。 |
概要 |
独立行政法人理化学研究所 (理研) は、 物理学、 化学、 工学、 生物学、 医科学など幅広い分野にわたり、 基礎から応用まで多様な先端研究を行う日本で唯一の自然科学の総合研究所です。 理研では、 大学や企業との連携による共同研究、 受託研究等を実施しているほか、 知的財産権等の産業界への技術移転を積極的に行っています。 今回は、 DNAの搬送を容易にする新技術の 「DNAブック」 の展示のほか、 ゲノム科学の一端を紹介します。 |
効果 |
2003年4月ヒトゲノムの解読の終了が宣言されました。 ゲノム科学研究は塩基配列の解読から、 機能解析に移りつつあります。 本技術は、 ゲノム科学研究の基本物質であるcDNAを効率的に搬送するための技術です。 |
実績の有無 |
試作・実験:○ 製造・販売・営業: 特許:○ 実用新案:○ |